【レシーナ】
このレシーナは、様々な様式を見せる大陸である。森林と砂漠をあわせ持ち、山の頂は真っ白な寒冷にさらされながら、
谷には緑が育まれ、川のせせらぎが美しく聞こえる。この美しい大地に、かつては白き翼と、黒き翼が栄華を誇っていたという。
ところが神々の壮絶なる抗争《裁きの7日間》の末、白き翼が勝利し白き翼を持つ者たちはそのまま《神》と呼ばれるようになり、黒き翼の者たちは《魔》と呼ばれるようになった。
そして《魔》は神を名乗ることは許されず、辺境へと追いやられたという。
悠久の時を経た今、魔族を見かけることはほとんどなくなっている…。
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